>> >> 緊張とリラックス

自然な動作

速さよりもスムーズに動くために"力まない"ことが重要です。
迫りくる危険を前に、力むな!というのも酷なハナシなのですが、どれだけ力まないでいられたかがアナタの命運を分けるといっても過言ではないのです。100点満点の必要はありません。10点、20点でも体をフレキシブルな状態に近づけることを心がけましょう。

力みはあなたに回避や迎撃のイメージが出来上がっている場合、アタマが慣れない身体の動きを制御する際に発生します。どこを脱力して、力はどこに入れてよいか。力まないためにはひとつの動作に慣れることからはじめるのが近道です。

緊張

襲ってくる様子の相手と対峙した場合、程度の違いはあれど大抵は緊張します。
“頭が真っ白になる”とか“膝がガクガクする”とか“息苦しくなる”ナドナド。
みなさんもイロイロと緊張したときの自分のからだの変化について経験があるかと思います。

注意したいのは、極度に緊張すると唾液がストップしてしまうことです。瞬く間に口の中がカラッカラになってしまいます。本当に乾燥して咽喉の入り口がくっついて、舌がほとんど動かせません。ロレツがまわらなくなってしまい、思うように発声ができなくなるのです。

大声を出せるうちに必ず出しておき、防犯ブザーなどの鳴り物を持っておくのがよいでしょう。

パニックを起さないために、意識的な呼吸に切り替えを。
呼吸は鼻から吸って口からフゥーと吐き出す感じで良いと思います。
閉塞感を感じると体はどんどん「息を吸えー」と息を吸うことはするのですが、吐くことが疎かになってしまい、ますます苦しさが増すばかりです。 こうなると心拍数は上昇し、頭も軽い酸欠状態、精神状態が不安定になります。

落ち着くために、まずきちんと息を吐くことを意識してください。

臨機応変

護身術ではとても効果のある動きを習うことができます。力の差を埋める技術、攻撃の躱し方、距離感、繰り返しその動作に慣れることで本番での緊張の度合いも大きく違ってくるでしょう。
だだし、相手の体格や速さ、動きのクセにより習った時と全く同じには動けないということをアタマに置いて練習する必要があります。状況にあわせてアナタが位置や速度を調整、場合によっては一部の動きを変更することで、実戦でも活かせるようにしましょう。
゛生兵法は大怪我のもと”といいますが、初心者は実戦でも習った通りの動きに固執してしまい、かえって危険な状況に陥ってしまうことが多いためでしょう。


護身グッズとして催涙スプレー、スタンガン、バトン(警戒棒)が刑事ドラマやサスペンスなどでもよく登場するようになりました。
「あんな感じで使えばいいんだ」って、イメージすることは大切ですが鵜呑みにできないのです。わたしたちが手にすることのできる防犯装備は、殺傷力が無いように機能に制限があるもなので、映画やドラマのように持っていれば無敵というわけにもいきません。

防犯装備で身を守るにも、それぞれに使用距離や状況、体格差など状況によって使い方をかえる咄嗟の判断がポイントとなるわけです。



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